BSカップ 2006Rd.11@アップルフォーミュラランド text by おくむら

来月24日の【イヤーエンドフェスティバル2006 Enjoy5時間耐久レース】に出るための練習で、朝の走り放題から夜の 30分耐久レースまででようと、早めに起きる。 家を出る前に見てた天気予報が、  「今日の関東地方はお昼ごろから雨になるでしょう」 というのを見て、慌ててカッパを詰めて家を出る。

東武東上線→山手線→常磐線→タクシーと乗り継いでいく。 電車内で、読みかけの【日本の名レース100選018 '90 インターF3リーグ】を読んで、マカオF3・富士F3と制した21歳の シューマッハと、同レースに出てたのがアーバイン・ハッキネン・ミカサロ・パニス・服部尚貴・どりきん・まっち・本山であったのに 驚きつつ、ようやく到着。 雨はすでに降ってるもののそんなには降ってるわけでもなく、路面もセミウェット程度。 到着がすでに10時をまわっていたため走行は始まっている。しかし、受付をしてもらった番号札が12番・・・?  「え??だって今10時15分ですよ??それなのに、まだ11人しかいないの??てことは、今日、めちゃめちゃ乗れるジャン!」 喜び勇んで着替えをする。

夏以来のアップルだったので、最初は思い出しながらの走行であったが、あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返し、 徐々に勘を取り戻していく。天気はザザ振りになったり小雨になったりが繰り返されて行く中、車によっても走行コンディションが 全く変わる状況が続く。その為、かちっとイメージ通りの走行が決まった10周と、ただただパニクりながら10周すぎていった走行があり、 走行後はやはりあーでもないこーでもないと考える。 そういう状況の中、昼休憩を挟んで延々と乗り続け、夕方17時までで合計8本も乗っていた。

途中、【サマーフェスティバル2006 1時間耐久レース】に出ていた、さらに【イヤーエンドフェスティバル2006 Enjoy5時間耐久 レース】でも一緒に走る、オヤジーズの方々と  「今日のいい車は何号車でした?」 とか、  「自分はあの車はわけわからんかったけど、そんないいタイムが出る車だったんですか!」 とか話が弾む、最後の方は本日のBestラップの競い合いをする。 本日のBestラップは取れなかったものの、17時終了の時点で、おくむら2位42.216、3位須藤さん@オヤジーズ42.241と 僅差ながら競り勝つ。

そして日も暮れ、いざレースの時間。オヤジーズの方々は出ずに観戦する模様。天気はやっぱり小雨。 ただ、土砂降りにはならないような感じでドラミが始まる。 車両抽選で日中のファン感謝乗り放題Day!の時から、オヤジーズさん達の間で評判のよかった、当たり号車の3号車を引き当てる。 いざ乗ってみると、エンジンのトルクやタイヤのグリップがまるで別物のよう。確かに、こいつは速い。 15分のフリー走行の時点で他の方々が43〜4秒台に沈むなか、快調に42秒5前後で走行。 そして普段苦手なツーアタックの予選を、なんと自己ベストの2位で通過。 走り終わった直後予選3位の知久さん@scrach sideに、  「隊長!早いじゃないですか!後ろから見てたあのライン取り、レーシングカートのようにハンドルをこじらないでコーナーを回る ライン取りっすね!」 と言われる。 しかし、一緒にいた予選トップの尾関さん@チームFelic@rtと  「いやー決勝、怖いですよね〜・・。きっと2人とも後ろから、知久さんにぼっこぼこにされますよ・・・。」 と言った話もして盛り上がる。

そしていざスタート! トップ尾関さんの背後に付けてじっくり様子を伺っていく展開。自分の後ろは序々に離れていく。 (実際は知久さんがスタート開始周でいきなりピットイン、後続は序盤からかなり離れていた模様) そして、  『尾関さん、はえぇーなぁー』 と思いつつ  『でも、前も雨のレース時に尾関さんの後ろに自分がいて、右回り2コーナーでイン刺して抜いたじゃない。だからきっとチャンスはあるはず』 と密かに考えながらラインを見ていき、各所コーナーでは近づいたり離れたりが続くものの、まだ顔を覗かせるまでには至らない。 しかし、約10周後、トリプルコーナー右回りの立ち上がりで後ろにぴったり張り付き、次のS字コーナー右回りの立ち上がりで わずかに尾関さんの立ち上がりが遅れる。 「そのイン、もらったぁあ!」 と、すかさずインに飛び込んでサイドバイサイドに持ち込む。そのまま次の左回りの最終コーナーでクロスをかけ、 立ち上がりでトップに躍り出る!そしてインを閉める走行でブロックしつつ、尾関さんがピットに飛び込むと同時にぐいぐいと引き離しにかかろうと走る!

しかし、その直後一気に握力がなくなり、集中力が途切れだす。さらにピットインで周回遅れになっていた長戸さん@かるがもに抜かれる。 朝から走ってた走り放題は問題なかったがその疲れが残って、体力をこの時点ですべて使い果たしてかなりフラフラな状態になってしまって、 さらにトップに立って気力も抜けてしまった為だ。  『前を行くのは長戸さんだ。抜こうにも僅差だからなかなか抜けないだろうし、疲れ果ててしまってるのでこのまま長戸さんについていこう・・』 などという考えがよぎる。 ただ、そのまま数週して走行タイムがそんなに伸びてないため、 『やはり自分の方が早い!先に出よう!』 と決意し右回りの2コーナーでインに飛び込む。 なんとスピン。 ブレーキング勝負で長戸さんの車の横に顔をだしきれず、さらに前を閉められて過剰にブレーキを踏んでしまった為だった。 急いで車から降りて車姿勢を建て直し、再び乗り込んでスタート。そのまますぐにピットインし、1分間停止のあと再び42秒台で必死に追いかける。

だが、握力も全くないままの走行で、さらにスピンで体制を立て直す際に車から降りたときに腰パッドをコース外に放り投げていたため、 腰がシートの中で動きまくって車体の動きを感じれないので、背中をシートに押し付けて体を固定させてるような走りで疲れが増し、 バックマーカーをかわすのにも数周もかかる始末。 そんなタイムがでない状態が続く。電光掲示板にも、なかなか自分の順位が上位に入ってこないため徐々に焦り始める。 そして電光掲示板に残り数十秒のカウントダウンが始まったころ、追いついていたバックマーカーを交わそうと、左回りの S字コーナーでインに飛び込む。 再度スピン。 さっきの長戸さんの時と全く同じパターンでまわってしまった。 車から再度降りて車姿勢を立て直そうとしていたところ、尾関さんとテールトゥノーズでトップ争いをしながらやってきた知久さんに、 走りながら  「なにやってんだよ!」 と怒鳴られるorz そして再度乗りなおすも、そのままチェッカー。

しばらく車から降りれないほどフラフラになっていたが、最終ラップでのS字〜最終コーナーに かけての抜くチャンスを自分のスピンでイエローフラッグゾーンにして潰してしまっていたと、直後に知久さんに謝りにいく。  「隊長、何があったんすか!あんなとこでまわってちゃダメじゃないですか〜。」  「いや〜、ほんとすいませんでした〜。」 と言った話をあれこれしながらその横で、 知久さんに後ろからぼっこぼこにされつつもトップチェッカーを受けた尾関さんが  「今日のレース、後ろからのプレッシャーがきつくて本当に辛かった〜〜・・」と言っている。 いや、あんたはあの知久プレッシャーに勝ったんだから、すごいよと、おめでとうを言う。

結局2回もまわったにもかかわらず、42秒台の貯金が効いて結果は5位でしたが、体力負けした非常に非常に情けないレースでした。