朝、さてそろそろ家を出ようかなと思ったら重冨さんから「時間ずらすよー」との電話が。「また人数少ないんだろうなぁ……」と思いつつCKに向かうと案の定講習型は僕一人(笑)
この日は特にお題などを設けず、CKカップ対策の意味も含めてコース攻略しながら挙動について再確認をする事に。強いて言えば最近ちょっと話題に上ってる「(特にレンタルカートでは感じにくい)ロールをコントロールする」というのが課題と言えば課題か。
走り出し、意識して自分の走りを見てみると相変わらず切り遅れが目立つ。じゃぁ、と切り始めを早くすると当然インに切れ込みすぎてしまう。操作開始を早くした分ステアリングを切る量も少なくしないと駄目なんだが、頭でわかってても体が付いてこない状態。しばらくトライ&エラーを繰り返す。
ここで一度中断して重冨さんからアドバイス。「最初にちょっと向き変えて、あとは真っ直ぐ進めばいいんだよー(時間経っちゃってて詳細忘れたのでかなり意訳)」と。ステアリング切ったままだと前輪が抵抗になっちゃうってのは理解してるつもりなんだけど……まぁ理屈で理解してるものを悩んでても埒が明かないので再び走り出す事に。
そして重冨さんもコースイン。5分ちょっとFatalの後ろを付いて走って、今度はFatalの前を10分ほど走行。またとない機会なので走りを盗むべく、一挙手一投足に注意を……払えなかったので(だって本当はブレーキのタイミングとか見たかったのに、コースが右回りだから左足ほとんど見えなかったんだもん)前輪の角度とタイミングを集中して凝視。ついでに真後ろを走る事によって全体のリズムも吸収。再度位置を交換して、今見たモノを意識しつつ必死に逃げる。すると途中で天啓が降りてきて「あ、これかー!?」とペースアップ。
「ロールコントロール」という意識じゃないけど結果的にコントロールできたというか、荷重移動のバランスの取り方を閃いたというか、脳内にあるレーシング理論と実践のギャップが一周して結果的に一段高い場所で落ち着いたというか、レーシングカートのフィーリングを上手くレンタルにフィードバックできたというか。やってる操作自体は今までとあまり変わらないんだけど、各種センサーや操作の精度が上がって無駄が減ったと言えばいいか。無駄が減った事によりスピードが上がり、スピードが上がることによって次のコーナーがより高いレベルで曲がれるという好循環。くっそ、奥深いよなぁ、ドライビングって。
午後の体験型はこれまた少人数(笑)ひっさびさに見かけた“くま”さんとか、前回見学だけだったすながっちなどいつもと雰囲気の違うメンバーにて開催。終盤の模擬レースは中山オーナー監修でCKカップの予行演習のような趣き。Fatalと重冨さんと3人で「抜けないねー」という話になる。「33秒の人が38秒の人を抜けないんですよー(Fatal)」「いや抜けるって(重)」「僕としては2コーナーとかで抜いて欲しかったんですけど、案外(インに)入れないですねぇ(中山さん)」なんて会話をしつつ本日は終了。
実はこの後にちょっとしたイベントが発生したのだが、それは来月まで秘密(笑)気になる人はFatalに直接聞いてください。
広角レンズ買うたー!
そして広角でも流し撮り。もうちょっとカートに寄れると面白い絵になるんだけど……
これももう少しカートを大きく写したかったけど、自分の影が入っちゃうので泣く泣く妥協。
前回端っこが切れてたCK全景もこの通り。
こんな写真だって撮れちゃいます。
さて誰に話しかけているのでしょう?(笑)