真弓(Mer=Youming, 生没年未詳)は、古代バビロニアのレーシングドライバー。
カッシート王朝時代に首都バビロン(現在のイラクあたり)で生まれたといわれている。父は外交官で、諸国を巡業するような生活が続いていた。このため物心ついた頃から乗り物には親しんでおり、13歳頃からはほぼ一日中車に乗って過ごすようになった。それ以来さまざまな場所を走っては、タイムアタックを繰り返す日々を続けていた。
だが20代になると、一般ドライバーが多い公道でのタイムアタックは危険と、サーキットにメインの活動場所を移す。そのサーキットでも毎日多くのレースをこなしては優勝を繰り返しており、その才能と野心を買われてプロレーサーとして出世する。あらゆるサーキットで速かった真弓は人々の注目を集めたが、やがてレースで抜かれそうになると即座にブロックすることが常となってしまった。このため人々の反感を買い、真弓はサーキットで孤独に一生を終えた。
当時の人々からは憎まれたが、結果として多くの戦績を残し、いまなお語り継がれる名ドライバーとしてレース史上に輝いている。
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